
皆さんこんにちは!エナ・ホームのエナちゃんです。
家づくりを考えるとき、「収納はたっぷり欲しい!」と思う方は多いですよね。
その中でも ウォークインクローゼット(WIC) は人気の設備です。
今回はWICをどこに設置すべきかそのポイントをご説明いたしますので、長く安心してお住まいいただける家を選ぶための、参考にしていただければ幸いです。
もくじ
- 寝室には取り入れない!
ライフスタイルを一番に考えた収納の新常識 - 廊下に設置するメリット
- ウォークインクローゼットの形と収納方法
- 引き戸?開き戸?収納効率を左右する入口の選び方
- ウォークインクローゼットのデメリット
- 壁面クローゼットの収納力
- ランドリールームとの組み合わせ
- まとめ
寝室にWICは取り入れない!
ライフスタイルを一番に考えた収納の新常識
一般的には寝室に設けることが多いですが、実は 設置場所によって使い勝手が大きく変わる ことをご存じでしょうか?
例えば、夜勤や早朝出勤の方で、小さなお子様がいるご家庭では、寝室のWICを使うと家族を起こしてしまうことがあります。
そんなときにおすすめなのが 廊下に設置するウォークインクローゼットです。
朝、まだ家族が寝ている時間にそっと静かに身支度を済ませ、服を取り出すことができ、帰宅後すぐに服をしまえたりと使いやすさがグッと増します。
廊下にウォークインクローゼットを
設置するメリット
- 家族が寝ている間でも、音を気にせずに服を出し入れできる。
- 帰宅後すぐにアウターや荷物を片付けられる。
- 家族全員が使いやすい共有の収納スペースとして活用できる。
また、一階に余裕がある場合は、 玄関付近に設置する のもおすすめです。
外出・帰宅時の動線がスムーズになり、コートやバッグの収納場所としても便利です。
ウォークインクローゼットの形と収納方法
ウォークインクローゼットは 棚の配置と入口の位置をしっかり考える ことが重要です。
基本的なレイアウトには以下の3種類があります。
I型:片側に収納スペースを設けるタイプ
Ⅱ型:両サイドに収納スペースを設けるタイプ(中央に通路)
U型:三方向に収納スペースを設けるタイプ
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引き戸?開き戸?収納効率を左右する入口の選び方
入口の位置が収納スペースに影響する ため、設計時には注意が必要です。
例えば、角に開き戸を設置すると、角の部分がデッドスペースになってしまいます。
また、引き戸にするとレール部分には棚がつけられないため、使える収納スペースが制限される可能性があります。そのため、 棚の配置を先に考え、それに合わせて入口を決める ことが大切です。
ウォークインクローゼットの形状も、 できるだけ縦長にする ことで、デッドスペースを減らし、収納効率を高めることができます。
縦長型WIC
ウォークインクローゼットの
デメリット
ウォークインクローゼットには多くのメリットがありますが、デメリットも考慮する必要があります。
- 部屋の広さを犠牲にする
ウォークインクローゼットは通常の壁面クローゼットよりもスペースを取るため、居室の広さが減ってしまいます。 - 収納量だけで考えると壁面クローゼットの方が有利
同じ畳数で比較すると、壁面クローゼットの方が収納量が多くなります。
ウォークインクローゼットは通路スペースを確保する必要があるため、収納力だけで見るとやや不利です。 - 見えないからこそつい詰め込みがちに
ウォークインクローゼットは見えない場所だからこそ、ついつい収納が雑になりがちです。
アイテムが増えると、整理整頓が後回しになり、適当に詰め込むことが多くなり、その結果、モノがあふれて使いにくくなってしまいます。
収納するアイテムの定位置を決めておき、不要なものでいっぱいにならないよう定期的に整理することを意識しましょう。
壁面クローゼットの収納力
ウォークインクローゼットは便利な収納スペースですが、デメリットであげた通りその広さゆえに、動線や空間を確保するために一部のスペースが使われづらくなることがあります。
それに対して、壁面クローゼットは壁一面をフル活用できるため、効率的に収納力を確保することができます。
同じ広さなら壁面クローゼットの方が収納量が多く、スペースを最大限に活用できるのが特徴です。
ランドリールームとの組み合わせ
最近では、共働き世帯の増加に伴い、エナの家では バルコニーを設ける代わりに ランドリールームを採用する家庭が増えており、その流れでウォークインクローゼットを併設するケースも増えています。
洗濯や乾燥後にすぐ収納できるため、家事の負担を大きく減らすことができます。
ただし、このような間取りを採用する場合、 1階のスペースを使用するため 、リビングの広さが犠牲になる可能性があります。
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- まとめ
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ウォークインクローゼットは、便利な収納スペースとして多くの方に採用されていますが…
- 家族の生活スタイルを考えた設置場所(寝室・廊下・玄関付近など)
- 収納レイアウト(I型・Ⅱ型・U型)
- デッドスペースの有無
をしっかり考慮して取り入れることが大切です。
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- まとめ
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こちらについての解説は、エナホーム公式YouTube リンク:【エナの家チャンネル】の中でも解説していますので、よかったらチェックしてみてください。
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