ダウンライトとは?

皆さんこんにちは!
エナ・ホームのエナちゃんです。
ダウンライトといえば、天井に埋め込まれた照明のことで、新築の注文住宅でも人気があります。
エナの家でも照明の標準仕様として採用しており、見た目がスッキリしているうえ、実用性も高いため多くのお客様の家づくりで取り入れられています。
調光機能付きであれば、夜は明るさや光の色(蛍光色や電球色など)を簡単に調整できます。出っ張りがなく天井に埋め込まれているため、埃が溜まりにくく、掃除の手間がほとんどかかりません。
しかし…人気の照明であるダウンライトには、住んでみてから後悔する落とし穴が3つあります。
これらのデメリットに対して適切な対策を講じて設計すれば、快適で健康的な住まいを実現できますのでご紹介します。
ダウンライトの落とし穴
①ここに付けたら大失敗!?
ダウンライト配置の注意点
1つ目の落とし穴、それは「配置ミスが取り返しのつかない結果を招く」という点です。
ダウンライトは天井に埋め込まれているため、配置変更がほぼ不可能です。例えば寝室に配置した場合、下に向かって照らすため、思っているよりもまぶしく感じることがあります。
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特に調光機能を設けていないと、夜に電気をつけただけで目が覚めてしまうことも…
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また、シーリングファンの上にダウンライトを配置すると、プロペラの影響で光がちらつき、目がチカチカすることがあります。これを避けるためには、シーリングファンとの距離を十分に確保する必要があります。
このように、ダウンライトは配置計画が非常に重要です。事前にしっかりと計画を立てて、快適な空間を作りましょう。
②照明器具の変更ができないことのリスク
2つ目の落とし穴は、ダウンライトはそのままでは「他の照明器具に付け替えることができません」例えば、IKEAなどで販売されているおしゃれなスピーカー付きシーリングライトなど、便利で魅力的な照明を取り入れたい場合、ダウンライトでは対応できません。
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また、配置や個数のバランスも大切で、うまく配置しないとうまくいかないこともあります。そのため、ダウンライトだけでなく、他の照明器具をつけられるように配慮しておくことをおすすめします。
例えば、ペンダントライトやダクトレールを追加しておくことで、後から照明を変えたい時に柔軟に対応できます。リビングにダウンライト、ダイニングにペンダントライトを組み合わせるなど、好みに合わせた照明環境を作ることが可能です。
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③電気工事士が必要な交換の手間とコスト
3つ目の落とし穴は、「電球が切れたときに交換に電気工事士が必要になること」です。LEDの寿命は約4万時間とされていますが、リビングなどで長時間点けっぱなしにすることが多いため、10年ほどで切れてしまうこともあります。
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もしダウンライトの電球が切れてしまった場合、電気工事士の資格を持った職人さんに交換作業をお願いする必要があります。その費用は1日で2~3万円程度かかることもあり、交換の手間や費用が後々の負担になってしまうことがあります。こういった点も考慮しておくことが大切です。
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ダウンライトの消費電力はどれくらい?
ダウンライトは、一般的な照明と比べると消費電力はさほど変わりません。例えば、LEDダウンライトは約10W程度で十分な明るさを提供できます。シーリング照明もLEDが主流になり、従来の照明よりも消費電力が抑えられるようになっていますので、消費電力自体はあまり変わりません。
- まとめ
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- ダウンライトは配置ミスが後悔につながり、調光機能がないとまぶしく感じることがあるため、事前の計画が重要です。
- 他の照明器具をつけられるように配慮しておきましょう。
- 電球交換には電気工事士が必要のため、費用や手間を事前に考えて設置しましょう。
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- 照明ひとつで家の雰囲気は大きく変わります。デザイン性だけでなく、実用性やコストも考慮しながら家づくりを進めましょう。
- こちらについての解説は、エナ・ホーム公式YouTube 【エナの家チャンネル】の中でも解説していますので、よかったらチェックしてみてください。
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